林光氏は長年にわたり、私たちに曲を提供して頂いたり、ご指導して
頂くなど、切っても切れない大切な先生です。先日、ヒカル忌に参加
した三青の教育者である峯崎りみが思いを語ります。      


 
ヒカル忌に参加して

峯崎りみ

2011年9月24日に下北沢の自宅前で転倒して頭を打たれ入院・静養していましたが、2012年1月5日、80歳でお亡くなりになりました。早いものでもう13年も経ったのですね。 以前、コロナ禍のずっと前に「ヒカル忌」に参加した時には、立食形式でしたからワインやご馳走を持っていろんな方々と交流しながらお話や演奏を聴いていました。今年の会も配信形式でしたがとっても素敵な会でした‼こんにゃく座の稽古場が会場です。先ず、倉庫の一角がクローゼットになっていてベテランも新人も一緒になって笑顔のお出迎え。そして、私たちのお世話役は岡ちゃんこと岡原真弓さん。今回は参加メンバーがとても多いため、Aスタジオに入りきれず、隣のBスタジオが控室・リハーサル室・上映鑑賞のお部屋として設けられました。

会はこんにゃく座の歌役者の大石哲史さんの絶妙な司会で進められました。

加藤直さんは、光さんとの出会いと光さんに影響されたものづくりのぶれない原点をお話しされ、とても興味深いお話でした。

山田百子さんのヴァイオリンで「赤とんぼ」、元座員の佐山陽規・真知子ご夫婦(75歳)の「石ころの歌」、新井純さん(80歳)の「クレーンマン」の歌に圧倒されました。

その他、東京混声合唱団の4人で林光編曲の「早春賦」、東京音楽教育の会の皆さんの「今日がきた」、ラッキー・ドラゴン・クインテットによる木管四重奏、

こんにゃく座の皆さんの「明日ともなれば」「ねがい」

そして参加者全員で「うた」今回、光さんのヴァイオリン助奏付き版に加えて木管の皆さんも参加してほしいと萩さんが編曲して初演されました。

とっておきの光さんとのエピソードや思い出話、光さんへの思いをお話や演奏でたっぷり聴くことが出来、とても充実した時間でした。

笑顔のお出迎えから中で動き回っているこんにゃく座の皆さんの温かいおもてなしにほっこりして気持ちのいい時間を過ごした後、出演者とのアフターもとっても楽しくおおいにしゃべり交わし、いい交流が出来ました。

三青は「自由の木」を演奏しましたが、大石さんから
「日本語がとても上手だね!特別訓練しているの?」
と聞かれ、「はい、赤坂さんに丁寧に指導していただい
ています」とこたえましたが、とても嬉しかったです。